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2月25日関東地方に今年の春一番が襲来しました。
気象ネタの絡ませが最早定番化しているオイラとしては
放置することなくww
つーよりはオイラが書かずして誰が書く!
というお約束でようやくこの楽曲を採り上げることができますたw
はい、当初の予定変更です。

♪春一番
春一番
作詞・作曲・編曲:穂口雄右
キャンディーズ9thシングル
1976年3月1日リリース(CBSソニー=現・SME)
オリコン週間チャート最高位:3位
オリコン年間チャート:21位(1976年度)
売上:36.2万枚(オリコンデータ)

穂口センセイが作曲中につけた仮歌のデキが素晴らしく
千家和也がそのままでいいといった結果
穂口センセイの作詞家デビュー楽曲でもあります。
あれだけ売れたというか誰もが知ってるナンバーなのに
オリコントップを取れてない意外性も有名な話ですな!
※キャンディーズのオリコントップは♪微笑がえしのみ
この時期には♪およげたいやきくんという
日本音楽史上最大のバケモノがチャートに君臨していたわけだし
やはりチャート1位を取ってもおかしくないナンバーでありながら
結果的に取れなかった同時期の名曲に
♪木綿のハンカチーフ/太田裕美があります。
で、ご存知の方も多いと思いますが…
太田裕美とキャンディーズは切っても切れないというか、
もしかしたらキャンディーズ4人目のメンバーになっていたかも?
という関係だけではなく♪木綿のハンカチーフと♪春一番を含めて
非常に大きな共通点があります。
◆♪およげたいやきくんにチャート1位を阻止された
◆共にナベプロ&CBSソニー所属
◆どちらの楽曲ともアルバム→シングルカット

ん?
シングルカット??


そう!いうなれば…
シングル盤♪春一番
春二番じゃねーの?w

一応わかりやすく解説させていただきますと♪春一番は
シングルより約11ヶ月前の1975年4月21日にリリースされた
4thアルバム『年下の男の子』に収録されてますた。
※それを考えると当初作詞が千家センセイ予定も納得ですな!
リリース後ライブで歌われているうちに評判となり
シングル化されたわけのですが…

そういえば♪木綿のハンカチーフのシングル化では
全面再収録&リアレンジ+歌詞の一部変更が行われたわけですが、
これに似たようなことが♪春一番でも行われています。

♪春一番/アルバム『年下の男の子』収録バージョン

※理由は不明ですが↑の動画は左右chが逆になっています

ひとことでいえば…
これ完全にロックだよ!
ベース&リズムギター&ドラム。
ドスを効かせたリズムってそれ以外の何物でもないな。
正に『春一番』の衝撃ですぜ!これはw
ちなみにドラムは若き日の村上"ポンタ"秀一ですわ。
まあ、それだけでもマニア垂涎なわけですが、
シングル化される際にはカナリ問題になったわけです。

当時の歌謡界ではアイドルがここまでロック色の強いシングルを
リリースしても一般大衆は付いてこられないだろうという判断から
おなじみのミックスが下されるわけです。

♪春一番/シングルバージョン


まずヴォーカルトラックの全面再レコーディング。
アルバムバージョン大サビのリバーブを捨て難いですけど
あれをライブでやるにはチトばかり無理があるよなあ(^^;
さらに目一杯リズムセクションを強調していたところを
ごく普通なミックスに仕上げていますし
新たにブラスセクションのトラックを追加レコーディング。
で、このミックスで最も特徴付けられたのが↓ではないかと?
リードギター&シンセのかけあい
アルバムバージョンの段階でリードギターは右chに
シンセは左chに振られていたのですが、
シングル化時にリードギターのレベルを大幅に高めています。
これは当時モノラル放送されることを前提に考えられた策と
あまりにも聴き取りにくかったリードギタートラックの改善が
あったとは考えられますが、
その結果シンセとの掛け合いがよりハッキリして
楽曲としてメリハリが付いたとでもいいますかね?
同時にアイドルはロックじゃなくて歌謡曲。
これが前提にされていた証でしょう。

ちなみに…
リードギター(リズムギターも)は水谷公生。
シンセは作曲者の穂口センセイ自らがプレイ。
さらにボーカルディレクションは今やアミューズ副会長の松崎澄夫。
これって…
アウトキャストそのものじゃんw
ハッキリ言ってしまえばマニア受けな部分ですが、
おとなしくかつマイルドのなったサウンド面との引き換えに
こういうところが目立ったわけでもあるんですがね。

つまり…
完全なロックとしての衝撃だった『春一番』に対して
より一般受けするアレンジを加えながらも
商品としての完成度を上げたの『春ニ番』

春一番にアルバムバージョンを
春二番にシングルバージョンを
代入できるでしょ?
だからこそオイラはアルバムバージョンも好きだし
あえてシングルは『春二番』って呼ぶんですけどねww

ちなみに♪春二番という楽曲もありますが、
これはこれでまた名曲。
来年あたりにレビューを執筆しようと企んでます(爆


◆余談◆
楽曲のミックスひとつで印象なんて大きく変わるのは
この♪春一番でシッカリと証明してくれたわけですが、
作曲家・編曲家のウデの良さはそれとは別というか
基礎というか天性や感性ひとつだと思ってますよ。
で、♪春一番に関してですが、
水谷氏がプレイするギタートラック。
これがカナリ難しいのですが…

♪春一番/ギタートラックカバー


このプレイヤーの才能も大したモノですが、
画像編集&ミックスもなかなかのもの。
改めて聴くと気持ちいい&わかりやすいものの
随分と拘ったんだろうなというのが理解できると思います。
で、最後のリードギターのフレーズは
水谷氏のまったくのアドリブだったそうですが、
これがないと締まらないというか、
あるからこそ逆にロックっぽいというか、
あったからこそ後にアイドルロックというジャンルも
80年代に花開いたわけでそのキッカケとして
♪春一番を聴いてみるのもまた一興だということです。
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